膝肉の原因と膝肉の落とし方

膝肉がたっぷりついていて、指でつまめるくらいの肉量になると、
スタイルにメリハリがなくなってしまいますよね。

太ももと膝の境界線がぼんやりとして、
下半身のシルエットがぼんやりしてしまいます。


決して太っているわけじゃないのに、
脚が太く短い印象になってしまい、とてもじゃないですが、
スカートを履く気もしなくなるでしょう。


忌々しい膝肉はどうしてできてしまうのか?
膝肉の原因としては、

  • 筋肉・肌のハリ不足
  • 悪い姿勢や歩き方
  • むくみやセルライト


といったものが挙げられます。


筋肉・肌のハリ不足

私たちの体のあちこちに脂肪があります。

脂肪があるおかげで、
身体を動かすためのエネルギーを作れるし、
脂肪が断熱材のような役割をはたして、
体温を一定に保つことができます。

生きていくうえで脂肪は欠かすことはできないものの、
脂肪が増えすぎると厄介なことになります。


脂肪が増えるということは、逆に言うと、
筋肉の量が減っていると考えられます。

本来ならば、筋肉によって脂肪を支えることで、
身体を引き締めることができるものの、
筋肉量の減少に伴い、脂肪を支えきれなくなり、
脂肪がだらんと垂れ下がるようになります。


太もも付近の肉が重力に引っ張られて、
膝のあたりにたまるようになります。


筋肉と同じく、肌にしっかりとしたハリがあれば、
脂肪を支えることができるものの、肌のハリが低下することで、
やはり、膝肉の原因となってしまいます。



悪い姿勢や歩き方

筋力低下にも関わってきますが、
悪い姿勢や歩き方が膝肉の原因となります。

猫背だったり、足を組む癖がついている場合、
骨格が歪んでしまいます。

骨格の位置が正常な状態からずれてしまうことで、
全身の筋肉バランスが崩れる原因となります。

筋肉の付き方がいびつになってしまい、
結果的に、太ももの筋肉量が減少し、
膝肉が増えることがあります。

もしくは、ハイヒールなどで歩く際、
膝を曲げて歩く癖が身についていると、
太ももにあまり力を入れなくなってしまうことから、
やはり、膝肉が増える原因となります。



むくみやセルライト

膝肉の主な原因はむくみやセルライトです。

あなたも思い当たることがあると思いますが、
下半身というのは、全身の中でもむくみやすい場所です。

上半身から流れ落ちていった血液などの体液は、
重力に逆らって上半身に循環していかなければいけません。

けれども、筋力が低下してしまうなど、
体液の循環がスムーズに進まなくなることで、
下半身に体液がたまりがちになり、
膝を含めて下半身がむくむようになります。

特に、リンパ液を集めるリンパ節が膝周辺があり、
膝はリンパ液がたまってむくみやすい場所でもあるんです。


単なるむくみだけならば、
下半身を意識して動かすだけでも、
解消することはできるものの、
セルライト化すると厄介です。

リンパ液は体内の老廃物(毒素)を回収する役割があり、
老廃物の混ざったリンパ液と脂肪が複雑に重なり合うことで、
脂肪が硬直化するセルライト化がおこります。

セルライトとなった脂肪は、そう簡単に取ることができず、
膝肉を落とすのに、かなり大変な思いをすることになります。


膝肉を落としたいのであれば、ある意味、時間との勝負です。

うかうかしていると、膝肉はたまる一方となるし、
膝肉を取りにくくなってしまうので、明日とか明後日ではなく、
今日からできることをさっそく始めていきましょう。